ささえりあについて
はじめに
高齢化社会の進展に伴い、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯の増加、認知症高齢者の増加が顕著となっています。このような中、地域で高齢者を支えるため、地域包括ケアシステムの構築が必要です。
地域包括ケアを構築するためには、高齢者の現状と地域資源について、高齢者自身や関係者が把握しておくことが重要です。また、高齢者を支えるために、地域で何ができるかということを検討することも重要です。
この計画書は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる地域の実現を目標として、地域で連携して地域包括ケアシステムを構築するために、現状を整理し、方針を定めるものです。
地域包括ケアシステムとは
地域包括ケアシステムとは、高齢者が介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるように「住まい・医療・介護・介護予防・生活支援」の5つが一体的に提供される体制のことです。
簡単に言うと、高齢者を「まちぐるみで支える体制を、地域ごとにつくっていこう」ということです。この仕組みを実現するためには、地域の医療を担うかかりつけ医や病院、介護サービスを提供する事業所、NPO 法人や民間事業者、ボランティア団体そして自治会や校区社会福祉協議会、老人会等の地域団体の活動を中心とした生活支援や介護予防との密な連携が欠かせません。
今後、各関係機関・関係団体・地域の皆さんで一緒になり、よりスムーズで効果的な「まちぐるみで支える体制」(地域包括ケアシステム)の実現を目指していきましょう。
ささえりあ植木の業務内容
「高齢者支援センターささえりあ」は、地域における高齢者の総合相談窓口として、高齢者が住み慣れた地域で尊厳のある生活を継続できるよう、要介護状態になっても高齢者のニーズや状態の変化に応じて必要なサービスを切れ目なく提供する、地域の高齢者支援の中核的役割を担う機関として、市内27ヵ所に設置しています。
「高齢者支援センターささえりあ」では、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士等の専門スタッフや、地域の高齢者の支え合いの仕組みづくりを推進する生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)も配置しています。
生活支援体制整備
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生活支援サービス体制・地域の高齢者の支え合いの仕組みづくり
包括的・継続的ケアマネジメント
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関係機関とのネットワークづくり
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地域のケアマネジャーの支援
総合相談・支援権利擁護
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行政機関、医療機関など必要なサービスにつなぎます
介護予防ケアマネジメント
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要支援1・2の方の介護予防ケアプラン作成
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介護予防・生活支援サービス事業対象者の方の介護予防ケアプラン作成